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Q&A
よくある質問 Q&A
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変形性膝関節症に関して
- 膝の水は抜いた方が良いですか?
- 膝に水がたまると痛みや膝の拘縮(動きが悪くなる)の原因になるので、多量にたまっている場合には抜いた方が良いです。膝に水がたまるということは、必ず「滑膜炎」がおきていますので、「滑膜炎」の原因を診断して、診断に見合った治療をおこなうことが大切です。
- 運動をしたり、たくさん歩いた方が良いですか?
- 膝の状態によりますが、痛みが強い場合は、歩かないで筋肉を鍛えます。状態に合ったリハビリ方法を習うとよいでしょう。
- リハビリは週何日くらい通えば良いですか?
- 患部の状態によりますが、痛みに応じて毎日行うことが効果的です。当院ではご家庭でできるリハビリも指導していますので、無理なく継続して下さい。
- ヒアルロン酸の注射はどのくらいの頻度で打てば良いのでしょうか。注射は痛いですか?
- 当院では1週間に1回、続けて5回を目処にしています。痛みは通常の注射と同程度です。
- 注射をしても痛みは変わりませんが、打ち続けた方が良いのでしょうか?
- 重症度によりますが、多くの方は1週間に1回、5回までは注射の効果をみます。注射が効かない場合は、くわしい検査を行い、有効な治療法について相談します。
- 内視鏡の手術はどんな手術ですか?
- 皮膚に2ヵ所、約7mmの切開を行い、そこから膝の中に細いカメラを入れ、最新の器具を用いて半月板の縫合や切除、前十字靭帯の再建を行います。
- 内視鏡の手術後も痛みが続く場合は、他にどんな治療がありますか?
- 変形性関節症が高度な場合は、人工関節置換術が有効です。
人工膝関節置換術について
- 人工関節はどのくらいの期間もちますか?
- 人工関節の耐久年数は機種と技術の進歩によって伸びています。私は最低でも15年はもつ手術を目指して行っています。
- 人工関節が入ると、出来なくなることはありますか?
- 一般的に正座はすすめていません。イスの生活になると考えて下さい。重労働やハードなスポーツもすすめられません。これらは、人工関節の早期の破壊やゆるみの原因になると考えられているからです。
- 手術に年齢制限はありますか。入院期間はどのくらいですか?
- 年齢制限はありません。入院期間は、当院では約2~3週間です。
- 手術後のリハビリはどのくらい必要ですか?
- リハビリにより膝の可動域の改善が期待できますのは、手術後約3ヵ月間ですが、可動域の目標角度に達するまで、その後もリハビリを継続していただきます。
- 退院後の生活が不安なので、長く入院することはできますか?
- 当院では、大多数の患者さんが約3週間で歩いて退院されます。長期の入院をご希望の方には、リハビリ専門の連携病院に転院して頂き、リハビリを継続して頂いています。
膝前十字靭帯損傷について
- すぐ手術をした方がいいのですか?
- 怪我をしてすぐに手術はしません。リハビリを行い、十分に膝の可動域が得られてから行います。
- 入院期間はどのくらいですか?
- 約1週間です。
- 手術をしてからどれくらい経てば松葉杖は必要なくなりますか?
- 手術後約1ヵ月で通常歩行を許可しています。
- 手術をした時に入れた釘は抜かないといけないのですか?
- 必ずしも抜く必要はありません。
- 手術後のリハビリはどのくらい必要ですか?
- 部位のプロトコール(治療計画)に基づいて、目標のスポーツに復帰できるまで行います。期間は約8ヵ月~1年間です。
子供のO脚について
- すぐに手術が必要ですか?
- 大多数のお子さんは1歳6ヵ月前後で来院されます。99%以上の確率で手術の必要はありません。手術が必要な場合は3歳以後に行います。
- 装具は1日中つけるのですか?
- 夜間寝ている間だけです。
外反母趾について
- どうして外反母趾になるのですか。自然とよくなることはありますか?
- 生まれつきの足の特徴もありますが、大きな原因は足に合わない靴をはくことです。自然によくなるということはありません。
- 両足同時に手術することはできますか?
- できます。
- 入院期間はどのくらいですか?
- 両足手術でも、片足手術でも約10日間です。
- 手術後、普通の靴が履けるまでどのくらいかかりますか?
- 約2ヵ月です。
- 手術後のリハビリはどのくらい必要ですか?
- 約3ヵ月です。
- 再発することはありますか?
- 足に合わない靴を履くと再発のリスクとなります。
入院費用について
- 費用はどのくらいかかりますか?
- 「膝関節鏡下手術」「人工膝関節置換術」「関節鏡下靱帯断裂形成手術」「外反母趾」の入院費用は、年齢や収入により異なります。また治療内容により多少金額は変わりますので、詳しくは窓口へお尋ね下さい。当院ソーシャルワーカーがご説明致します。